Windows7用のライセンスでWindows10の再認証ができなくなったことで思うこと

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これまで、このブログでSSDへの換装の記事をいくつか書いてきました。

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それらは主に、Windows7をWindows10にアップグレードした古いCPUで動いているHDDのパソコンがほとんどで、当時、SSDに交換した効果は抜群でした。

そんなことをする時代ももう終わりなようです。

一番の壁は、昨年9月にMicrosoft社が、Windows7/8からの無料アップグレードを完全停止したことです。

Windows Ends Installation Path for Free Windows 7/8 Upgrade

これにより、現在、Windows7からWindows10にアップグレードしたHDDパソコンのSSDへの換装が難しく(ほぼ「できない」といっていい)なっています。
SSDへの換装だけでなく、例えば、BIOSのリセットなどでWindowsの認証がリセットされた場合、その後の再認証ができなくなることもあるようです。

解決方法としては、Windows10や11のライセンスを購入することですが、Windows7が動いていたパソコンのスペックでWindows11が動くことは考えにくいので、Windows11の選択はありません。
Windows10を選択するにしても、Microsoft社によるダウンロード販売はすでに終了しているので、Amazonなどでパッケージ版を買うしかありません。が、しかし、Windows10は2025年10月でサポートが終了するので、そこまでの短い期間のためにライセンスを購入するのであれば、他の選択肢(新しいWindowsパソコンを購入する)も考えられます。

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というわけで、

「Windows7からWindows10にアップグレードしたHDDパソコンのSSDへの換装」

は、オワコンと言って良いと思われます。

SSDもインターフェイスがSATAからmSATAへ進化し、転送速度も、NVMeに対応したM.2であればSATAのSSDがどんなに頑張っても6Gbpsだったところが40Gbpsを実現可能になっています。

「速さ」は処理時間を短くするので作業時間が短くなり、一定の時間の中で多くの作業ができるようになります。

そんなわけで、新しいスペックのパソコンを買うのもよいのかも?と思う今日このごろです。

ぐっどらっこ。