2020年3月アーカイブ

 

 

2022/01/29追記
複数のメールアカウントの登録がある場合、「既定のアカウント」を、一旦、他のアカウントに設定して、すぐに元のアカウントに設定しなおして、Thunderbirdを再起動してみてください。(方法は下記の記事本文参照)
Thunderbirdのアップデートで、既定のアカウント設定がらみで、挙動に問題が発生することがあるみたいです。
2022/02 91.6.1 へのアップデートで直りました。

2021/11/15追記
91.3.1以降で本現象が起きる場合は、三本線アイコン→設定→一般タブの「オフライン設定」で、「検出された状態に自動的に従う」をオフにして、その下の選択肢から「オンライン」を選択してみてください。
また、アドオンが原因かもしれないので、1つずつ無効にして、改善の有無を確認しましょう。

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少しまで、Thunderbirdの起動時に、自動的に受信が行われていたのですが、突然、起動時に自動受信が行われなくなりました。
「受信」ボタンをクリックすれば受信できます。

今回の原因は、アカウントの「既定」の設定が外れていたためでした。
いつからこうなったのはわからないのですが、同じ症状の方は確認してみてください。

「既定」に設定する方法は次のとおりです。

1.メニュー(または三本線)より「ツール」→「アカウント設定」をクリック。

2.左サイドの一覧から、既定に設定するアカウントをクリック。

3.「アカウント操作」をクリック。

4.「既定のアカウントに設定」をクリック。
  ※この項目がグレーアウトしているときは、すでに「既定」に設定されています。

5.「OK」をクリック。

thunderbird_receive_not_working.png

ぐっどらっこ。

特定の相手にメールを送信した際、
 refused to talk to me: 421

 552 5.2.0 internal error (in reply to end ofDATA command)
というエラーリターンメールが戻ってきたり、
届いたとしても、スパム判定されたりする場合は、
送信先のメールシステムで使っているスパム判定エンジンが原因かもしれません。

「ブラックリスト」と呼ばれるデータベースを参照してSPAM判定するケースもありますが、最近は
Reputation と呼ばれる方式でスパム判定するケースが多くなってきたようです。
その一例が、
 CLOUDMARK
です。
現時点では、NTTコム系のOCNやレンタルサーバー、セコムトラスト、CPI?、Nifty系などで使われている模様です。

どこのブラックリストにもリストされていないにも関わらずスパム扱いされてしまう場合は、

CSI IP Reputation Remediation Portal
https://csi.cloudmark.com/en/reset

より、申請を行い、
Confirm CSI IP Address Statistics Reset Request という件名で届いたメールに記載されているリンクをクリックして承認を行ってください。
なお、スパム判定されてしまうドメインのメルアドではないメルアドで申請したほうがよさそうです。

cloudmark.png

この確認操作によって、Cloudmarkの中の「スパム」と判定してしまうマークが解除されます。(Cloudmark利用者によっては、反映に数日くらいかかる?)

本件でお悩みの方はお試しください。

ぐっどらっこ。