Google Analyticsのネットワークドメインとサービスプロバイダーのデータフィールドの廃止

今更な情報ですが、2020年2月4日から、Google Analyticにおいて、ネットワークドメインとサービスプロバイダーのデータフィールドにデータが格納されなくなりました
つまり、閲覧者がどのプロバイダーから来たのか?とか、どのネットワークドメインから来たのか?といった情報が取得できなくなったわけです。
例えば、閲覧者が社内からなのか社外なのかといった分析にはとても便利でしたが、現在は「(not set)」表示だけになっています。

ユーザー数ごとのネットワークドメインを確認したいときは、「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャンネル」を選択後、「プライマリーディメンション」の「その他」で「ネットワークドメイン」を選択します。
収集できていた期間を指定してみると、現在でも、

ga_network_domain1.png

のように、プロバイダー名などを確認できますが、
↓ 今では...

ga_network_domain2.png

のように not set だけです。

本情報のソースは、
新機能 - アナリティクス ヘルプ
https://support.google.com/analytics/answer/9164320?hl=ja
の2020年2月21日のリリースノートに書いてあります。

ga_network_domain3.png

廃止の理由は、世界的なプライバシー保護の強化です。
では、これからどうしよう?ということですが、手っ取り早くは、AWStatsなどのアクセス解析ソフトをウェブサーバーにインストールして使うか、そのままGoogle Analyticsで確認したい場合は、IpMeta.ioの「1か月10万PVまでなら永遠に無料!」のGoogle Analytics用プラグインを導入するのが良いと思います。

プラグインの導入方法は、
https://ipmeta.io/instructions
に記載されています。(英文ですが、分かりやすいので簡単に導入できます)
ちなみに、当サイトには導入していません。

ぐっどらっこ。