イベントビューアーで ID=36 Outlook 0x81404005 警告

Windows 10の1703で、Office 2016を使っています。
最近になって、Outlook内でメールを検索すると、新しい分のメールが見つからなくって、おかしいなあと思っていました。
今日、イベントビューアーを見ていたら、6/14から

Outlook データのインデックス処理を完了できません。C:\Users\username\Documents\Outlook ファイル\Outlook.pst に対してインデックス処理を続行できません (エラー = 0x81404005)。このエラーが続く場合は、Microsoft サポートにお問い合わせください。

という警告を吐きまくっているではないですか。
原因はこれかあとググってみると、

KB4022725 and Outlook 2016 search (英文)

なる情報がありました。
確かに、6月14日に KB4022725 がインストールされている。
さらに、この更新ファイルにより、他にも問題が発生するらしいです。

Outlook known issues in the June 2017 security updates (英文)

  1. リッチテキスト形式の電子メール、連絡先、またはタスクで添付ファイルを開くと、エラーが表示されます。
  2. 連続するピリオド(...)、または感嘆符(!)を含む添付ファイルを開くと、ファイルがブロックされ、添付ファイル開封警告が表示されます。
  3. Outlookがレベル1の添付ファイルを表示できるようにShowLevel1Attachを設定していと、「このファイルの1つまたは複数のオブジェクトがポリシー設定のために無効になっています」というエラーが表示されることがあります。
  4. Outlook用に作成したカスタムフォームを使用すると、「VBScriptが起動しません」と「悪質なコード警告の表示」の2つの現象が発生します。
  5. この記事の本題の現象および、Outlook内で検索すると、「エラーが発生したため、検索を完了できませんでした」、または「アイテムがインデックス登録作業中のため、検索結果が不完全な可能性があります」というエラーが表示されます。)
    outlook_indexing_error2.png
  6. Outlook 2007でカレンダー、連絡先、またはタスクにアクセスすると、「フォルダーを開くことができませんでした」というエラーが発生します

2017/06/23追記:
 これらの問題に対応したアップデートは6/27(日本は28日?)までにリリースされるとのこと。
2017/06/28追記:
 本記事の本題の問題は 6/28リリースの KB4022716 で修正されました。
 Outlookをインデクシングの対象から除外した場合は、再び対象とするために、下記のコンパネからの手順で「Outlook」のチェックをオンにします。インデクシングの状況は、下図の①から③で「インデックスの状況」をクリックすると確認できます。インデクシングはバックグラウンドで控えめに動くので、完了までかなり時間(場合によっては数時間)がかかります。
outlook_index1.png

えーーーーーー。

で、話をインデックスエラーに戻して、
検索したら最近のものも見つかるようしたいなら、OutlookのPSTファイルを、インデクシングの対象から外しなさい...って、解決じゃないじゃん。
おまけに、そうすると検索に時間かかるし。

コンパネ→インデックスのオプション→変更 で表示される下記の画面で、Outlookのチェックを外す。

outlook_indexing_error.png

かと言って、今回の原因と思われる KB4022725 をアンインストールするものあれだし。
しばらくは、インデクシングの対象から外して様子をみるか。

MSさん、はやく修正パッチ出してください。お願いします。

ぐっどらっこ。