Google Meetで英語を日本語にリアルタイムで翻訳する方法のお話です。
ただし、スピーキングではなく、字幕によるリアルタイム翻訳です。

Google Workspaceの有料プランの一部には、Meetの設定で自動翻訳ができるものもありますが、無料のGmailや自動翻訳機能が使えないWorkspaceプランの人はどうすればいいでしょうか?
https://support.google.com/meet/answer/10964115

翻訳のレベル(品質とか)は、WorkspaceのMeetより劣るかもしれませんが、なんとなく意味がわかる程度でよければ、以下の方法で字幕の翻訳ができますのでお試しください。

1.最新のGoogle Chromeを使用します。

2.Chromeの設定で、Google翻訳がオンになっていることを確認します。

google-meet-realtime-translation_1.png

3.Chromeで「Google翻訳」拡張機能が有効になっていたらオフにします。

google-meet-realtime-translation_2.png

4.Google Meetに参加します。

5.画面下部の「cc」というアイコンをクリックし、字幕をオンにします。

google-meet-realtime-translation_3.png

6.字幕が「英語」になっていることを確認します。(英語になっていない場合は、歯車アイコンをクリックして、英語に変更します)

google-meet-realtime-translation_4.png

7.字幕が表示されるエリアをマウスの右ボタンでクリックし、表示されたメニューから「日本語に翻訳」を選択します。

google-meet-realtime-translation_5.png

8.字幕が日本語表示になることを確認します。もし、日本語に変換されない場合は、画面上部の「翻訳ツールバー」で「日本語」が選択されていることを確認します。

google-meet-realtime-translation_6.png

翻訳中は、ページ内のMeetの各種項目の表示も日本語化されてしまい、わかりづらくなります。その場合は、上図のGoogle翻訳ツールバー内の「検出された言語」をクリックすると翻訳を停止させることができ、元の表示に戻ります。

英語のセミナーなど、これまでは「英語はなぁー」と受講を躊躇していた人も、次回はこの方法で試してみてはどうでしょうか?

ぐっどらっこ。

PR-200NE不調!ルーター機能を分離してみた

先日、不調をお伝えしたNTTのホームゲートウェイPR-200NEですが、少しハードな使い方(接続台数を増やすとか、オンライン会議をするとか)をすると、やはり、接続できなくなります。

そこで、PR-200NEのルーター機能(今回の原因はPR-200NEのルーターの能力不足が原因と思われるので)を他のルーターに任せてみることにしました。

ルーターはBUFFALOのWi-Fiルーターでも、NECのAterm Wi-Fiルーターでも、なんでも良いと思いますが、今回はTP-LINKのER605を使うことにしました。

ルーター機能分離前の状況は次のとおりです。

  • ホームゲートウェイはPR-200NE
  • NTTのひかり電話を使っている
  • 契約はフレッツ+プロバイダー

分離後は以下のようにしました。

  • PR-200NEのPPPoEブリッジ機能をONに(既定でそうなっている)
  • PR-200NEの「基本設定」→「接続設定」で、設定済みのプロバイダー設定を削除(または左端のチェックボックスをチェックオフして「保存」)
  • PR-200NEのLANのIPはそのまま、DHCPサーバーもONのまま
  • PR-200NEのLANポートとER605のWANポートをLANケーブルで接続
  • PR-200NEのLANポートに接続していたケーブルをER605のLANポートへ移動
  • ER605のLANのIPアドレスはPR-200NEと同じにして(DHCPサーバーの設定もPR-200NEを踏襲)、PPPoEでプロバイダー接続を追加
  • Wi-Fiのアクセスポイントやスイッチを再起動(ルーターを交換したのでMACアドレス更新のため)

pr200ne-router_1.png

構成変更後、接続が安定したような気がします。
ひかり電話も問題なく機能しています。
新ルーターのER605のWANポートは1GBなのですが、PR-200NEのLANポートは100MBなので速度は変わらですが、まあ、それはよしとします。

ぐっどらっこ。

Xserverさん、やってくれます。

史上最強(個人の感想です)の無料レンタルサーバーが登場しました。

その名も、シン・クラウド for Free !

shin_cloud_for_free_by_xserver.png

Xserverさんは、以前、「エックスフリー」というブランドで、やはり無料のレンタルサーバを提供してくれていたのですが、SSLが利用できないという弱点があり、利用を躊躇していた方もいたのでは?

シン・クラウド for Free は、

  • 10GBのストレージ(SSD)のプランなら、無料で利用できます。
  • MySQLが利用できます。phpMyAdminも利用できます。
  • WordPressの簡単インストール機能もあるようです。
  • 独自ドメインも利用できます。
  • 無料のSSLが使えます。ただし、無料プランでは共有SSL は利用できないので、SSLを使いたい方は、独自ドメインをセットで利用するしかなさそうです。
  • メールは使えません。Gmailでも使いましょう。

というスペックです。
Perlもサポートしているので、Movable Type も動くかも。

なお、シン・クラウド for Free は、あまりにも人気が出たため、現在、新規申し込み受付停止中ですが、10月下旬に再開予定とのこと。
受付再開が楽しみです。

ぐっどらっこ。

最近になって、Wi-Fi接続の端末を家の中に増やしたら、インターネットに接続できなくなる現象が多発するようになりました。

以前も、時々、そんな現象が起きてはいたのですが、たいていはルーターの再起動を何度か行って、WAN側のIPが新しくなると、それからしばらくは問題なく使えていたので、今回もそれかなと思い、IPの取り直しを試しましたが、数時間後にインターネットに接続できなくなり、ここ2週間ほど、一向に改善しません。なぜか、朝になると繋がらなくなっているということが多いです。

外部から接続して利用するたぐいのものはありません。

ルーターは、いにしえの PR-200NE で、かれこれ、15年くらい使っています。
ルーターの「情報」右「通信情報ログ」から、「障害/通知ログ」でログを確認すると、

nat - 3.ntc: TX-ERROR List Create Error

pr_200ne_internet_connection_trouble_1.png

というエラーがたくさん表示されています。
ググると、「NATテーブルあふれ。PR-200NEではあるある現象」ということでした。
それらのどの情報にも「SPIを短くすると改善するかも」ということなので、TCPとUDPのSPIを、300→30に変更して「設定」→「保存」。

pr_200ne_internet_connection_trouble_2.png

今のところ、インターネットに接続できない!ということは起きていません。端末増設前の状況に戻った感じです。

そもそも、PR-200NEは、LAN側100Mbpsのルータで、契約も100Mbps。
PR-200NEからルーター機能を取って、ルーターを設置するという手もありますが、まもなく、フレッツ光のにねん割りの割引もなくなるらしいので、どこぞの光コラボにでも切り替え(そのとき、HGWも交換してもらう)ようか...と思う、今日このごろでした。

ぐっどらっこ。

9月に入って、Thunderbird 115へのアップデートが自動的に行われるようになりました。
(新しいアイコンは、青いラッコのように見えます)

thunderbird_115_receive_button_4.jpg

超古いThunderbirdをご利用の方や、メジャーアップデートをブロックする設定をしている方以外は、もしかしたら、もう、115にアップデートされてしまったかもしれません。
アップデートがまだな方は、もう少し待ったほうがいいかもしれません。

理由は、

・まだバグがあるっぽい。
・以前使えていた機能がない。
・使えなくなったアドオンがある。

だからです。

私の場合、「以前使えていた機能がない」となって、ちょっと困りました。
代わりの方法は見つけたのですが、少しだけ手間が増えました。

その「以前使えていた機能がない」とは、ツールバーにあった「受信」ボタンで、個別のアカウントの指定受信ができなくなってしまったことです。「すべて受信する」しかできないんです、今は。

そもそもは、115になったところで、いままでのツーバーのアイコンが全部消えて、検索ボックスだけになってしまったところから話は始まります。
ダイナミック統合ツールバーというらしいのですが、なんでも、「メール」、「スケジュール」、果ては「設定」と、利用機能ごとにツールバーのカスタマイズができるようになんたんだそうです。んーー、便利になったのでしょう、たぶん。

そこで、「メール」について、今まで使っていた必要そうなボタンをカスタマイズ画面で配置して(下図参照)、さて、使おうとしたところ、受信ボタンの右端にあった小さな矢印がないのです。ん?右クリックか?と思い、右クリックしましたがバー表示設定のメニューが表示されただけで、個別のアカウントの一覧は表示されません。

私のThunderbirdには玉石混交たくさんのメールアカウントを登録してあるので、「受信」ボタンを押しても受信処理が動かないように設定してあります。さらに、すごい昔からThunderbiedを使っていたので、ほとんどのアカウントのメールは、今では絶滅危惧種の「ローカルフォルダ」の受信トレイに保存されるようになっていいます。
そんな事情なので、一気に受信して、いろいろなアカウントのメールがローカルフォルダ内に混ざってしまうのが嫌なので、アカウントごとに受信して処理するようにしているため、どうしても、個別のアカウントの指定受信ができないと困るんですっ!

そのうち、現在の受信ボタンに個別のアカウントの指定受信が追加されるとは思うのですが、それまでの対策として、以下のようにすることにしました。同様の悩みでお困りの方は、お試しください。

thunderbird_115_receive_button_1.png

上図の①の部分を右クリックすると下図のようなメニューが表示されますので、「メニューバー」のチェックをオンにします。そうすると、②が表示されるようになります。すでにメニューが表示されている場合は、この操作は不要です。

thunderbird_115_receive_button_2.png

ここまでが準備作業です。今後は不要な作業です。

受信操作を行う場合は、③の「ファイル」をクリックし、「新着メッセージを受信」から受信するアカウント名をクリックします。

thunderbird_115_receive_button_3.png

説明は以上です。

普通は、アカウント登録時に専用フォルダが作られるので、そのフォルダの受信トレイで(今回問題の)受信ボタンを押したり、F5キーでも押せばよいのですが、私の場合、そもそもアカウント用のフォルダが無いので、そういったわけにはいかなかったので、今回の対策となりました。

ぐっどらっこ。

Gmailはブラウザから利用するのが一般的ですが、パソコンで、OutlookデスクトップアプリやThunderbirdからも利用できます。
特に、レンタルサーバーで使っていたメールをGoogle Workspaceへ移行したときは、メールソフトで使っていたアドレス帳や過去の膨大なデータがあるために、パソコンのメールソフトを使い続けなければならない場合もあるかもしれません。

今回は、Outlookデスクトップアプリについて掘り下げてみます。

1.GmailのIMAPを利用する場合は、Gmailの設定でIMAPの利用を許可します。
詳細は「他のメール プラットフォームで Gmail のメールをチェックする」の「ステップ 1: IMAP 機能が有効になっていることを確認する」をご覧ください。
こちら

2.OutlookデスクトップアプリからGmailをIMAPで利用する場合は、Outlookのバージョンにご注意ください。認証機能の影響で、古いOutlookでは利用できない場合があります。以下でご確認ください。
「サードパーティ製のメール クライアントで Gmail を設定する」
こちら

3.OutlooにGmailアカウントをIMAPで追加します。
詳細は「Outlook に Gmail アカウントを追加する」をご覧ください。
こちら

OutlookでGmailが使えるようになったとき、1つ気になることがありました。
Gmail上の一部のメールが表示されないのです。
Gmail側をよく見たら、その表示されないメールというのは、Gmailでアーカイブしたメール(正確には、「アーカイブ」というアイコンをクリックすることで「受信トレイ」というラベルが外され、他になにもラベルが設定されていないメール)でした。
私は「受信トレイをきれいにしおく派」で、対応が済んだメールはアーカイブしています。

解決方法ですが、アーカイブしてあってもラベルが設定されている場合は、Outlook側に表示されているラベルと同じ名前のフォルダに表示されます。

というわけで、Gmailでメールを受信したときに、フィルタ機能を使って「メールを受信したら●●というラベルを設定する」というフィルタを作って自動的にラベルを設定するようにして、Outlookでは●●フォルダを見ることで対応することにしました。

use_gamil_by_outlook.png

ぐっどらっこ。

スマホを持っている時の行動地歴を保存(自分の記念として、酔っ払って徘徊した時の記録として)するために、Googleのロケーション履歴をONにして、Googleマップのタイムラインで確認していたのですが、突然、記録されなくなりました。

google_map_location_history_not_working1.png

・スマホの位置情報は取れています。(他のアプリでの位置情報は正常)
・スマホを再起動したが変わらず。
・Googleアカウントも正常。ロケーション履歴はON!
・Wi-Fi切って4Gのみでもだめ。
・Googleマップはオフラインではない。
・Googleマップアプリを再起動したがだめ。
・Googleマップのキャッシュを削除したがだめ。

多くのケースでは上記のどれかで復活するらしいのですが、今回は効果ありませんでした。
最終的には以下の手順で復活しましたのでお困りの方はお試しください。(すべて実施)

・GoogleマップからGoogleアカウントをログアウト。
・Googleマップアプリを終了。
・設定からGoogleマップアプリを強制終了後、「キャッシュを削除」、「データを削除」を実施。
・スマホを再起動。(「データを削除」しても、過去のロケーション履歴は消えません)
・Googleマップを起動し、Googleアカウントでログイン。

ぐっどらっこ。

この現象は、組織のGoogle Workspace あるあるです。

google_forms_requires_sign_in_1.png

有料版やNon Profit版のGoogle Workspaceでフォームを作成すると、回答できる人は、既定では同じ組織か信頼できる組織のユーザーに限定されてしまうので、Googleアカウントでログインしていない場合は、ログイン画面が表示されます。
テストでは表示されたのに...というのは、それは信頼できる組織のGoogleアカウントでログイン済みだったからです。
テストは、Googleアカウントでログインしていない他の種類のブラウザから行うのが良いでしょう。

この現象には次のステップがあります。
ログイン画面が出たので、まあしょうがないかとログインすると、今度は、

権限が必要です
このフォームは、オーナーの組織に所属するユーザーのみが表示できます。
間違いであると思われる場合は、フォームのオーナーにお問い合わせください。

というメッセージが表示されることがあります。

google_forms_requires_sign_in_2.png

これは、フォームの回答が「同じ組織か信頼できる組織のユーザーに限定」されているので、例えば無料のGmailアカウントでログインしたりすると、この現象となります。

もしあなたが回答者の場合、フォームの作成者に連絡して、以下を検討してもらってください。

ログイン画面を表示させず(フォームに設定した条件によってはログインが必要になります)、誰もが回答できるようにするには、フォームの編集画面で、
「設定」(下図の①)から「回答」セクションで、
「●●と信頼できる組織のユーザーに限定する」ボタン(下図の②)を左にスライドさせてオフにします。
公開済みの場合、この設定後も同じリンクで回答できます。

google_forms_requires_sign_in_3.png

ユーザーがこのような設定を都度しなくてもいいように、Admin管理者がGoogle Workspaceの管理画面で既定の設定の変更ができればよいのですが、今はできないみたいです。

とにもかくにも、表記や回答方式などの確認を含めて、テストは入念に行った方がよいでしょう。

ぐっどらっこ。

直江津祇園祭の八坂神社御神輿巡幸のスケジュール

直江津祇園祭の八坂神社御神輿巡幸のスケジュール表です。
以前のものですが、だいたい、毎年こんな感じです。
時刻は目安です。

■7月27日
御旅所出御  7:20
沖見町    7:30
福永町    8:15
浜町     9:20
塩浜町    10:30
昼食     11:10
港町     12:30
住吉町    14:20
横町     15:10
本町     15:40
荒川町    16:40
天王町    17:30
御旅所還御  18:40

■7月28日
御旅所出御  7:10
石橋一・二  7:30
栄町     9:30
東雲町    10:30
昼食     12:10
旭区     13:10
四ツ屋    13:55
あけぼの   14:40
西本町1・2 15:25
西本町3   16:55
御幸町    18:20
御本殿還御  20:15
還御祭    20:15~20:40

mikoshi_schedule.png

ぐっどらっこ。

先日、
Google、ドメイン登録サービスを手放す 約1000万ドメインが他社に(ITmedia)
というニュースがありました。
GoogleサイトやGoogle Workspaceなどのサービスを使っている場合、Googleドメインでドメインを管理していると、DNSレコードの設定を自動的に行ってくれたりしたので便利でした。(他社への移行後はどうなるのかはわかりません)

Googleドメインで管理している.comドメインの更新期限があと2か月というよい機会だったので、GoogleドメインからXserverドメインへ移行することにしました。
年間の維持費用も1500円くらいから1200円くらいへと少しお安くなるのと、移行費用が1円で、1年の更新費用のおまけ付きでした。

さて、移行作業はというと、
https://www.xdomain.ne.jp/manual/man_order_domain_transfer_other.php
にわかりやすく説明してあるので、細かい手順は省略しますが、Googleドメインの管理画面で「認証コード」いわゆるAUTH CODEを取得すると自動でドメインロックが解除されますので、続いてXserver Domainの移管申請画面からAUTH CODEを入力して申請します。

transfer_form_google_domain_01.png

待つこと1日、
【Xserverドメイン】ドメイン移管未完了のお知らせ
というメールが届きました。
んーー、なぜだろうと、Googleのサポートページを見ると、

Google からの移管処理中、ドメインの非公開の登録または秘匿化が有効になっている場合、登録者、管理者、技術担当者の連絡先情報は移管先の登録事業者に移管されません。WHOIS 情報が完全に公開されているドメイン名の場合、この情報は移管先の登録事業者の処理に応じて、移管される場合と移管されない場合があります。

transfer_form_google_domain_03.png

とあります。
というわけで、Googleドメインの管理画面で「プライバシー保護」を無効にしてから、再度、Xserverから移管申請(ボタンをクリックするだけ。追加費用なしで何度でも可能)を行いました。

transfer_form_google_domain_02.png

3時間後くらいに、Googleから「Google Domains からの移管リクエストを確認する」というメールが送られてきました。
メール内のリンクをクリックして、Googleアカウントでログイン後に「移管」をクリックしました。

transfer_form_google_domain_04.png

しばらくして、Xserverの管理画面で「申請状況を確認する」ボタンをクリックしたところ、めでたく「完了」となっていました。
Googleドメインからの移管(転出)に失敗する場合は、「プライバシー保護」を無効にしてみてくださいというお話でした。

ぐっどらっこ。