ドコモ光への切り替えの続報です。

たぶん数日すると、OCNから「IPoEが使えるようになりましたよーー」というメールが来て、IPoEが使えるようになると思うのですが

予想通り、切り替えを行った翌日に、OCNから次のようなメールが届きました。

【安全メール】クマの目撃情報

おっとこれは違います。

【OCN】お申込受付のお知らせ

**お申込内容****************************
==================================================================
IPoEのご利用
 ・お客さまのIPoEの提供状況は、OCNマイページにて確認できます。
  ⇒ https://mypage.ocn.ne.jp/
 ・IPoEの提供について
  ⇒ https://service.ocn.ne.jp/hikari/ipv4overipv6/
 ・OCNマイページから対象OCNプランのお申し込み手続きをいただいたお客さまへは、
  別途、お申込受付のお知らせを送信させていただいております。
 ・本メールは、お客さまの引越に際して送信される場合があります。

***********************************

ipoe_avairable_with_ocn_on_docomo_hikari_1.png

申し込んではいないですが。でも、まあよしとします。

ドコモ光への切り替えから1日半くらいでIPoEへ切り替わりました。

ipoe_avairable_with_ocn_on_docomo_hikari_2.png

HGWのPPPランプもしっかり消えています。
そして、予想通り、VPNの設定画面が消えたり、IPv4のPPPoEの設定ができなくなりました。

ipoe_avairable_with_ocn_on_docomo_hikari_3.png

しかし、
http://ntt.setup:8888/t/
http://192.168.1.254:8888/t/
へアクセスし、IPoE IPv4設定にて、「IPv4通信設定」を「無効」にすることで、VPNの設定画面の表示や、IPv4のPPPoEの設定ができるようになることは確認できました。

ipoe_avairable_with_ocn_on_docomo_hikari_4.png

ipoe_avairable_with_ocn_on_docomo_hikari_5.png

そして、家の中からインターネットへ側へのPPTPによるVPN接続はできたので、しばらく、IPv4もIPoE経由で様子を見ることとしました。
報告は以上です。

ぐっどらっこ。

ある時から、Thuderbird 115.12.2 (64 ビット) で、Thunderbird起動直後に、

アカウント●●は処理中です。受信処理が終了するまでしばらくお待ちください

というエラーが起きるようになりました。エラーメッセージダイアログが複数表示されます。

thunderbird_being processed_1.png

ローカルフォルダーに5個くらいのアカウントを受信するように設定していて、それに関連しているような気もしますが、これまでは問題なかったです。

今回は以下の操作で解決しました。

1.画面左のローカルフォルダーの「受信トレイ」を右クリックし、「プロパティ」をクリック。

2.フォルダーのプロパティウィンドウ内の「フォルダの修復」をクリックし、「OK」をクリック。

thunderbird_being processed_2.png

たぶん、ローカルフォルダーの受信トレイにメールがたくさんあるのが原因と思われます。

ぐっどらっこ。

ドコモ光に切り替えた話 その1

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切替日の1週間前にHGWが届き、切替日の4日前にドコモから「開通のご案内」という書類が届きました。OCNからはメールも書類も届いていません。

そして、いよいよ、ドコモ光への切り替えの日がやってきました。
小一時間ほど、すったもんだした結果、無事に切り替えは完了しました。

upgrade_hgw_pr-200ne_2.png

以下、そのまとめです。

・設定変更は、機器の電源を入れてから30分くらいかかります
・機器の交換可能時間は7:30〜22:30
・ひかり電話をご利用の方は工事日当日の午前中に機器交換を行ってください

ホームゲートウェイ(HGW)の箱の中に上記のような内容の書かれた小さな一枚の紙が入っていますが、切り替え作業の説明書はこれだけあればよかった感じです。まあ、あとは「インターネット設定ガイド」くらいでしょうか。

upgrade_hgw_pr-200ne_5.png

1.古いHGWとルーター(ルーターはもう使わない)の電源を抜いて、LANケーブルや光ケーブル、電話線を取り外します。

2.光コンセントから今まで使っていた光ケーブルを抜いて、新しい光ケーブル(HGWに同梱)を接続します。光ケーブルは、下図の赤矢印の先の部分を指でつまむようにして軽く引き抜けば外れます。

upgrade_hgw_pr-200ne_1.png

3.2の光ケーブルの反対側の端子を小型ONU(GE-PON 光加入者線終端装置、HGWに同梱)に接続して、それをHGWのLINE部分のスライドをあけて差し込みます。適切な向きがあるので注意して差し込みます。電話線も接続しておきました。

upgrade_hgw_pr-200ne_4.png

4.HGWの電源を入れて少し待ちます。
光ケーブルのコネクタ部分のLEDが緑色にひかり、HGWのランプも「電源」「ひかり電話」「ACT」「登録」が緑色に連続点灯するようになりました。

5.LANケーブルをHGWのLANポートに接続し、ノートパソコンにその反対側を接続したら、ブラウザから http://192.168.1.1/ へアクセスします。

6.HGW用の新しいパスワードを指定すると、次はPPPoEの設定画面が表示されました。

実は、ここでつまずきました。
ドコモで契約した際にもらった書類のOCNインターネットのページに、接続方式として「IPoE」という文字があったので、「あー、じゃあ、PPPoEの設定はいらないんだな」と勝手に思い込み、6番目の手順では「PPPoEを設定しない」を選んでしまったのです。
ノートパソコンから、1.1.1.1にpingを実行していたのですが、30分以上経っても Timeout のままです。ひかり電話は、HGWが立ち上がってしばらくしたら使えるようになっていました。「んー、これはおかしいな」と思い、試しにHGWのPPPoEの設定を行うと、pingが通るではありませんか。

そうなんです。
・今までPR-200NEを使っていた(PR-200NEではIPoEを利用できない)
・OCN的には、IPoEが使えないのでPPPoE接続しかできない回線(契約)状態だった
・ドコモ光への切り替えにあたり、そのOCNの契約の継続利用だった
だったのです。まあ、6でPPPoEの設定画面が出たとき、また、HGWのサイドメニューの「基本設定」→「接続設定 IPv4」の操作ボタンが操作可能になっていることで気づけよ(IPoEの場合は設定できないように操作ボタンがグレーアウトになっている)って話です。
素直に、ウイザードの指示通りにPPPoEの設定を行えば、30分も無駄な時間を過ごすことはなかったのでした。

7.というわけで、PPPoEの設定を行い、ノートパソコンからインターネットに接続できることを確認します。そして、Googleのスピードネットで速度計測を行うと、下りで約300メガbpsくらい出るではないですか。おー。

8.最後に、HGWのLANのIPアドレスやDHCPサーバーの調整を行って、無線LANのアクセスポイントなどのLANケーブルをHGWのLANポートに接続して作業は終了です。スマホからもWi-Fi経由でインターネット接続ができることを確認しました。

upgrade_hgw_pr-200ne_3.png

たぶん数日すると、OCNから「IPoEが使えるようになりましたよーー」というメールが来て、IPoEが使えるようになると思うのですが、そこで、また一波乱(HGWのVPN機能が使えなくなる...とか)あると思っています。

それでは「その2」の投稿をお待ち下さい。

ぐっどらっこ。

PR-200NEをRX600KIに交換できた話

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今まで、NTT東日本のフレッツ光+OCNという契約で使っていたのですが、フレッツメンバーズクラブの割引と2年割がなくなったので、月々の利用料が、ひかり電話を合わせると7,500円くらいになってしまいました。

pr200ne-router_1.png

もともと、Bフレッツ(今は光ネクストの100メガ)契約で、ルーターも、WAN側が100メガのPR-200NEだったので、この機会に、回線の速度アップとホームゲートウェイの更新もしようと、まずは状況の整理から。

・プロバイダは、そのままOCNを使いたい
・1ギガbps対応の今どきのホームゲートウェイに更新したい
・ホームゲートウェイの「nat - 3.ntc: TX-ERROR List Create Error」を解消するために設置していたルーターを撤去して電気代の節約をしたい
・光回線契約切替でのキャンペーンによる大量ポイントゲットは今回はできなくてもいいかな

ということで、いろいろ考えた結果、今回はドコモ光に転用することにしました。

私のケータイはdocomoではないため、ウェブからの申し込みができなさそうだったので、近くのドコモショップへ。
もう、切り替える気満々だったので、転用承諾番号も事前に取得しましたが、ドコモショップでも取得できた模様。

結局、1時間くらいかかって、契約完了。

・新しいdアカウントの発行(今持っているdアカウントに統合できないと言われた)
・プランは戸建てタイプA2(今のOCN契約がそのまま使える)
・回線速度を1ギガbpsに変更(これによりホームゲートウェイの更新となる)
・新しいホームゲートウェイはRX-600KIに(これは機器が到着してからわかった)
・家電があるのでドコモ光電話も契約
・初期費用は5500円(事務手数料3300円+回線速度変更2200円)
・月額費用は6300円
・dポイント5000ポイントゲット
・光電話の発信者番号通知の設定変更もお願いしたけど、切替後にやってとのこと

で、待つこと、2週間。新しいホームゲートウェイが到着しました。
切り替えは、そこからさらに1週間後。
さて、うまくいくか?

というわけで、PR-200NEを新しいホームゲートウェイに変更したい人は、回線速度の契約変更すればよろしいのではないかと思います。100メガも1ギガもドコモ光なら月額料金は同じです。

ぐっどらっこ。

これまで、このブログでSSDへの換装の記事をいくつか書いてきました。

sata_ssd_outdated.jpg
PR Amazon Store

それらは主に、Windows7をWindows10にアップグレードした古いCPUで動いているHDDのパソコンがほとんどで、当時、SSDに交換した効果は抜群でした。

そんなことをする時代ももう終わりなようです。

一番の壁は、昨年9月にMicrosoft社が、Windows7/8からの無料アップグレードを完全停止したことです。

Windows Ends Installation Path for Free Windows 7/8 Upgrade

これにより、現在、Windows7からWindows10にアップグレードしたHDDパソコンのSSDへの換装が難しく(ほぼ「できない」といっていい)なっています。
SSDへの換装だけでなく、例えば、BIOSのリセットなどでWindowsの認証がリセットされた場合、その後の再認証ができなくなることもあるようです。

解決方法としては、Windows10や11のライセンスを購入することですが、Windows7が動いていたパソコンのスペックでWindows11が動くことは考えにくいので、Windows11の選択はありません。
Windows10を選択するにしても、Microsoft社によるダウンロード販売はすでに終了しているので、Amazonなどでパッケージ版を買うしかありません。が、しかし、Windows10は2025年10月でサポートが終了するので、そこまでの短い期間のためにライセンスを購入するのであれば、他の選択肢(新しいWindowsパソコンを購入する)も考えられます。

sata_ssd_outdated_2.jpg
PR Amazon Store - Windows 10 Home -

というわけで、

「Windows7からWindows10にアップグレードしたHDDパソコンのSSDへの換装」

は、オワコンと言って良いと思われます。

SSDもインターフェイスがSATAからmSATAへ進化し、転送速度も、NVMeに対応したM.2であればSATAのSSDがどんなに頑張っても6Gbpsだったところが40Gbpsを実現可能になっています。

「速さ」は処理時間を短くするので作業時間が短くなり、一定の時間の中で多くの作業ができるようになります。

そんなわけで、新しいスペックのパソコンを買うのもよいのかも?と思う今日このごろです。

ぐっどらっこ。

Movable Type 8(MT8)の本文エリア内で右クリックすると「リンク」という表示となり、ブラウザのサブメニューが表示されません。

right_click_to_display_the_link_on_movabletype8_2.png

私はMT7をスキップしていたので気づかなかったのですが、この現象はMT7でも発生していて、新しいバージョンのTinyMCEを使うことになったための影響だそうです。

サブメニューを表示するには以下があります。

  • Windowsの場合は、Ctrl+マウス右ボタン(外付けマウスを使っている場合)
  • Macの場合は、Ctrl+マウスパッドを1本指タップ(外付けマウスを使っていない場合)

私はWindowsなので「Ctrl+右ボタン」なのですが、このショートカットには他の大切な機能が仕掛けてあり、そっちが先に機能してしまいます。

私が、右クリックで主に使いたい機能は「プレーンテキストとして貼り付ける」(Macなら「ペーストしてスタイルを合わせる」)なので、Ctrl+SHIFT+V(Macならshift+command+V)を使うことにしました。

right_click_to_display_the_link_on_movabletype8_1.png

どうしても、ブラウザのサブメニューを表示させる必要がある場合は、「大切な機能」の方のショートカットを変更することになりそうです。
その日が来ないことを願ってやみません。
TinyMCE側のショートカットを無効化できればよいのですが....。

ぐっどらっこ。

古いMacBookをOpen Core Legacy Patcherを入れたSonoma 14.1で使っていました。

Sonoma 14.5への更新がいつの間にかできるようになっていたのと、OCLP 1.4.3が14.5に対応していることを確認できたので、アップデートしてみることにしました。インストールされているOCLPが1.4.3であることも確認しました。

ところが、MacBookにRoot PatchされていたOCLPのバージョンが1.4.3ではなかったらしく、それが原因で、Sonoma 14.5へのアップデート後の再起動で、MacBookがブートの途中で止まり、起動しなくなってしまいました。

sonoma145-olcp-stucked_on_boot.jpg

電源ボタン長押しでの再起動のやり直しや、USBキーボードの接続、優先LANアダプタの接続などを試しましたが症状変わらずで、必ず同じ場所でスタックします。

今回は、幸いなことに以下の方法で回復できましたので、備忘録として手順を残しておこうと思います。

1.フリーズ状態から電源ボタン長押しで強制終了させます。

2.USBメモリを用意し、そこに、他のパソコンにダウンロードして解凍したMac用のOCLP 1.4.3以上の最新版の実行イメージをコピーします。私は、AutoPkg-Assets.pkgをコピーしました。

3.optionキーを押しながら電源ボタンを押します。

4.EFI Bootアイコンをクリックし、次に表示されるアイコンの中から、SHIFTキーを押しながら問題のブートディスクをクリックします。SHIFTキーはしばらく押し続けておいてください。

5.そうするとセーフモードでMacBookが立ち上がるので、ログイン後、2番で用意したUSBを挿して、MacBookへOCLPの実行イメージをコピーし、実行します。

6.インストーラーが起動しインストールを進めてしばらくすると、突然、MacBookが再起動します。

その後、私の場合は、運良く再起動が始まり、先ほど止まっていた部分でスタックすることなく、ログイン画面が表示され、無事にログインすることができました。
macOSも14.5になっていて、ホッと一安心です。

OCLPのmacOSのバージョンアップ時は、いつも「やめておこうかな」と思うのですが、ついついやってしまいます。
よほどの問題がない限り、今動いているmacOSのままにしておいた方が良いのかもしれません。

ぐっどらっこ。

本サイトで利用しているMovable Type 6.0.3を8.0.3にバージョンアップしてみました。
結果から言うと、大成功です。

upgrade_to_mt8_from_mt6_on_sakura_internet_01.png

MT8の前は、MT7というバージョンがリリースされていましたが、特に困っていることもなかったのでMT6のまま使っていましたが、バージョンアップの間隔を開けすぎるのも...と思い、今回、MT8へバージョンアップすることにしました。
サーバーはさくらインターネットのレンタルサーバー・スタンダードで、MySQLは5.7を使っています。

MT6からMT8へのバージョンアップ作業は、シックス・アパート社の提供する説明サイトの通り進めることで、問題なく行えました。
今、ご覧頂いているページは、MT8で全ページを再構築し直し、新規に追加したページになります。

では、行った作業について、簡単にご説明します。

まずはバージョンアップの計画を立ててみます。本当にできるのか?について机上でシミュレーションです。ちなみに、バージョンアップはアップグレードとも言います。

  • 現在のバージョンが6.0.3+MySQLなので、8.0.3にすることに大きな問題はなさそう。
  • 使っているさくらのレンタルサーバーのPerlのバージョンが5.14.4(MT6はこれじゃないと動かない)。MT8は5.16.3以上をサポートということなので、MT8へのアップグレード(mt.cgiの実行)直前に、さくらのコンパネより「標準のPerl [推奨](この時点では5.32.1になる)」に変更する。6.0.3のMTの管理画面にログインしようとすると、Perl 5.32.1では「 Can't locate object method "is_ready" via package "GoogleAnalytics::Provider" 」というエラーが表示された。
  • そろそろMySQL8の声も聞こえてきているが、今回は現行のMySQL5.7(utf8)で作ったデータベースをそのまま使う。さくらでMySQL8が使えるようになったら、文字コードをutf8mbで作成したデータベースに、MySQL5.7のデータをエクスポート&インポートして、MT8に同梱の「データベースを utf8mb4 に変換する」ツールを使って変換にチャレンジしてみようと思う。
    https://www.movabletype.jp/documentation/mt8/appendices/included-tools/utf8mb4-converter/
  • DBのバックアップは、phpMyAdminでしっかりとっておく。

というわけで、バージョンアップができるはずというシミュレーション結果になったので、早速やってみます。

本来なら、最初に、MTが稼働するサーバーが、MTの動作要件を満たしているかどうのチェック(mt-check.cgiの実行)が必要ですが、MT6が動いていたということで、mt-check.cgiによるシステムチェックは省略しました。

upgrade_to_mt8_from_mt6_on_sakura_internet_02.png

upgrade_to_mt8_from_mt6_on_sakura_internet_03.png

1.MT8のダウンロード

よりMT8をダウンロードします。
シックス・アパートさんでは、、MT8でも、「Movabletypeの個人無償ライセンス」というものを提供してくれています。ありがたい限りです。

2.MT8をインストール

このページの、
「旧バージョンから Movable Type 8 へアップグレードする」というリンクの説明には、「Movable Type 6 以前のバージョンから Movable Type 8 にアップグレードする方法について説明します。」と書いてありますが、MT6以前の場合も、MT7の場合も、MT8の場合も、「旧バージョンから Movable Type 8 へアップグレードする」というリンク先のページの説明を見ることになります。よってこのページの内容に従って進めます。
そして、本当に、そこに書いてある手順なので、ここでは細かいことは書きません。

注意する点があるとすれば、プラグインでしょうか。
MT8に対応していないプラグインをコピーすると、以下の4の手順にてアップグレード処理中にエラーになってしまうことがあるので、明らかに使っていないと思われる古いプラグインは、新しい環境へはコピーしないほうがいいでしょう。

3.Perlのバージョンアップ
前述したように、MT8ではPerl 5.16.3以上をサポートということなので、このタイミングでレンサバのPerlのバージョンを 5.32.1 へ変更します。変更は、さくらのコンパネの「スクリプト設定」より行います。
下図のように、Perlのバージョンの「設定」欄で「標準のPerl[推奨]」を選択し、画面下部の「保存する」をクリックします。

upgrade_to_mt8_from_mt6_on_sakura_internet_04.png

4.ブラウザからmt.cgiへアクセスしMTをアップグレード
 mt.cgiへアクセスし「アップグレードを開始」をクリックします。

upgrade_to_mt8_from_mt6_on_sakura_internet_05.png

アップグレード作業が始まり、なにも問題がなければ「アップグレードを完了しました」というメッセージが表示されます。
 今回は、以下のようなエラーが発生しました。
 
 アップグレード中にエラーが発生しました Undefined subroutine &Smartphone Device request_cache called at /xxxx/plugins/SmartphoneOption/lib/Smartphone/Device.pm line 112.

upgrade_to_mt8_from_mt6_on_sakura_internet_07.png
 
やみくもに、プラグインを移行しようとしたために発生したエラーです。
SmartphoneOptionプラグインは不要なので、次の操作を行いました。
・FTPを使って、pluginsフォルダから SmartphoneOptionフォルダ を削除。
・エラーが表示されているブラウザの戻るボタンをクリックして前の画面に戻り、再度「アップグレードを開始」をクリック。
しばらくすると、「アップグレードを完了しました」というメッセージが表示されました。
ホッと一安心です。

upgrade_to_mt8_from_mt6_on_sakura_internet_06.png

5.MTの管理画面にログインして記事を再構築
手順4までの作業で、MT8へのバージョンアップは完了しています。
そこで、MTの管理画面にアクセスし、再構築を行ってみます。

upgrade_to_mt8_from_mt6_on_sakura_internet_01.png

MT6と比較すると、画面の構成がずいぶん変わっています。
画面左上の「再構築」をクリックし、表示された小窓で「すべてのファイル」を選択後「再構築」ボタンをクリックします。
18年分の1500件の記事の再構築が4分28秒で完了しました。
すごいぞ、さくらインターネット!

upgrade_to_mt8_from_mt6_on_sakura_internet_08.png

6.新しい記事を投稿してみる
新しい記事を投稿してみます。

実はここで問題発生。
ぱっと見の画面に異常はないのですが、以下の現象が発生しました。

  • 新規記事の作成で、何も更新していないのに、一覧へ戻ろうとすると「このサイトを離れますか? 行った変更が保存されない可能性があります」というメッセージが表示される。
  • 本文欄の「フォーマット」が「リッチテキスト」なのにリッチテキスト用のWYSIWYGエディタ用のツールボタンが表示されない。
  • 本文欄の「フォーマット」が「リッチテキスト」なのに、テキストエリアにはタグ形式で記事が表示される。
  • 右サイドの「カテゴリ」の「編集」をクリックしてもカテゴリ一覧が表示されない。

原因は古いTinyMCEエディタ用のプラグインが有効になっていたからでした。
画面左上の縦3点アイコンをクリックし、シムテムを選択。左サイドの「設定」→「プラグイン」で、以下のプラグインを無効にすることで解決しました。

FormattedTextForTinyMCE
TinyMCE

upgrade_to_mt8_from_mt6_on_sakura_internet_09.png

計画(調査)は含めず、1から5までの作業時間は1時間ほどでした。

バージョンアップも日々の投稿作業もスムーズに行うことができる Movable Type は実に素晴らしいCMSだと思います。
ありがとー、シックス・アパート!

ぐっどらっこ。

hp製のPROBOOKというノートパソコンでWindows 11を使用している場合のお話です。

EXCELを使っている時、EXCELの画面内の入力対象のセルを移動するために、キーボードの上下方向の矢印キーを押しました。
普通だったら、入力対象を示す枠が指示通りに上下に移動するのですが、何故か画面がスクロールしたり、下矢印キーを押しているのに枠が上方向に進んでしまったりしました。
原因は、キーボードの'Scroll Lock'というキーがオンになっていたからです。
でも、なぜオンになってしまうのかわかりませんでした。

PROBOOKというノートパソコンのキーボードは、左側のCtrlキーの右横にFnというキーがあります。

when_using_excel_on_an_HP_laptop_sometimes_pressing_the_up_and_down_arrow_keys_causes_the_screen_to_scroll_or_the_current_cell_to_move_in_the_opposite_direction_2.jpg

このFnキーと'C'を同時に押すと'Scroll Lock'がオンになるショートカットキーが働きます。

そうなんです、テキストや画像などをコピーをするためにCtrl+Cを押しているつもりが、時々、Fn+Cとやってしまうようなのです。
(デスクトップパソコンのキーボードでは、'Scroll Lock'キーがオンになっていると、LEDが光って気づきやすいです。)

原因はわかりました。
解除する方法は、キーボードの'Scroll Lock'キーを押せばよいのですが、PROBOOKというノートパソコンには、キーボードに'Scroll Lock'というキーがありません。なので、簡単に'Scroll Lock'をオフにできません。
ではどうするか?
その方法は簡単です。

Ctrl+Win(窓のアイコン)+O

を同時に押し、スクリーンキーボードを表示させて、画面上の'ScrLk'キーをクリックします。

when_using_excel_on_an_HP_laptop_sometimes_pressing_the_up_and_down_arrow_keys_causes_the_screen_to_scroll_or_the_current_cell_to_move_in_the_opposite_direction_2.png

スクリーンキーボードを表示させる際、なぜか件のノートパソコンでは4~5秒かかってしまうので、スクリーンキーボードが表示されるまで待つのがコツです。
同じ現象でお悩みの方は上記方法をお試しください。

ぐっどらっこ。