スリープしていたVAIOが勝手に起動・復帰する話

2019/11/29追記
Windows10の1909で再発しました。
今回は、タスクスケジュラーのUpdate OrchestraのRebootとUniversal Orchestrator STartの「タスクを実行するためにスリープを解除する」のチェックONが原因でした。これをOFFにすればよいのですが、エラーで設定変更できない人は「タスクスケジューラのRebootを削除・無効する方法」を参考にすると良いかもしれません。
さらに、スリープ後、上記のチェックOFFが再びチェックONになってしまう場合は、
Windows Updateによるスリープ解除対策
を参考にWindowsによる設定変更をできなくします。なお、私のパソコンでは「セキュリティの詳細設定」で「編集」ボタンが表示されなかったので、
icacls "Universal Orchestrator Start" /deny "Authenticated Users":(DE)
といった感じのコマンドで、自分以外の全ユーザーの「削除を拒否」に設定しました。「書き込み」の拒否はプロパティウィンドウで変更できました。

記事本文はここから。

私が使っているVAIO(Windows 8.1 Update1)、ふたを開けた時のスリープからの復帰、めちゃくちゃ速いなあと思っていたら、ふたが閉じている状態で起動していたというまぬけな話。

いつごろからだろう?
Windows8.1になったころからだろうか?(´・ω・`)
そういえば、スリープ直後は消えていたWIRELESSの緑のLED、ふたを開ける前にはしっかり点灯していたっけ。

これ、けっこう有名な現象で、原因はいろいろあるようですが、うちのVAIO君の場合は、イベントビューアーでログを調べた結果、Regular Maintenanceというタスクが起動のきっかけとわかったので、

コンパネ→アクションセンターの「メンテナンス」の「自動メンテナンス」の「メンテナンスの設定の変更」→自動メンテナンスの「スケジュールされたメンテナンスによるコンピューターのスリープ解除を許可する」のチェックをはずす

regular_maintenance

ことで起動しなくなった。
なお、上記は、タスクスケジュラーの「タスクスケジューラライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」→「TaskScheduler」の「Regular Maintenance」を右クリックして、プロパティから「条件」タブの「タスクを実行するためにスリープを解除する」のチェックをはずすことと同じである。

で、ネット上の猛者たちの情報を見ると、起動のきっかけのタスクは他にもあるとのことなので、念のために

コンパネ→電源オプション→電源オプション→使っていいるプランの「プラン設定の変更」→詳細な電源設定の変更→スリープ→スリープ解除タイマーの許可の「バッテリ駆動」「電源に接続」の両方を「無効」に

した。
この結果、WOLへの影響もなかったことをこっそりお知らせしておく。

追記:
「システムは低電力状態から再開しました。
スリープ時間: ‎xxxx
スリープ解除時間: xxxx
スリープ状態の解除元: 不明」
となって、スリープが解除されてしまう場合、有線LANにRealtekのGBEコントローラーを使っている人はRealtekのサイトから最新版のドライバーをダウンロード(8.34.617.2014以降)しインストールすると直る可能性大です。vaioのサポートサイトには掲載されていません。

ぐっどらっこ。