Privacy Protection とか Internet Security 2012という名のマルウェア

Privacy Protection とか Internet Security 2012の被害にあう人が後を絶ちません。
厳密には、ウイルスではないのでしょう。マルウェアのくくりかと。
ウイルスバスターでもブロックできず、たちが悪いです。

20120130.jpg

JavaやAdobe Reader、Flashなどの脆弱性をついて感染すると言われています。
何度も感染してしまう人は、WIndows Updateはもちろんのこと、
JavaやAdobe Reader、Flashのアップデートも行いましょう。

ただ、Privacy Protection や Internet Security 2012の駆除はそんなに厄介ではありません。
・なんとかセーフモードで立ち上げて
・msconfigのスタートアップからprivacy.exeやiSecurity.exeという名前の自動起動をはずす
これだけです。

見つけたprivacy.exeやiSecurity.exeは削除しましょう。
Windows7 は C:\Users\All Users\AppData\Roaming\ の下
XP は C:\Documents and Settings\All Users\Application Data の下
などにあります。(「検索」でprivacy.exeやiSecurity.exeを探すとよいと思います)

Local and SettingsのTempの下のごみファイルのせいで印刷できなくなるケースも
あるようですので、印刷できない人は
 Privacy Protectionに感染後、印刷できなくなった
をご覧ください。