GMAILで迷惑メール判定されないようにするためのポイント

GMAILで迷惑メール判定されないようにするためのポイントをまとめてみました。

●メールサーバー側で行うこと
・SMTPサーバーのDNSの正引き、逆引きができること。
(SMTPサーバーのDNSの逆引きが正引きと異なる場合はSPFで対応)
・SPFとDKIM署名のどちらか、または両方の設定をする。
・From詐称とみなされないように、
  エンベロープFrom
  メッセージFrom
  Received ←サーバーが設定する
  Return-Path
 をすべて送信者のメルアド(ドメイン)で統一する設定を行うこと。Reply-Toも同じであることが望ましい。
 なお、転送でアウトになるのは、Return-PathとFromが一致しないからが主な理由。

そのうち、サーバー間SMTP通信は暗号化!という要件も加わるかも。

●メール送信者が気を付けること。
・本文に注意する。
  - 本文中で禁止ワードを使わない(カタカナ単語をくっつけると思わぬNGワードになることがある)
  - 同じ単語を何度も使わない
  - リンクをたくさん貼らない
  - 短縮URLを使わない
  - フッタなどに飾り罫線を使わない

GMAILで、Google側が行う迷惑メール判定を回避するには「フィルタ」の設定をすれば効果がある場合があります。

フィルタは、アカウントごとに利用者が設定する方法と、
G-Suiteの有料版またはEducation/NP版を使っている場合は、G-Suiteの管理コンソールより、組織単位に設定できたりします。
https://support.google.com/a/answer/2368132?hl=ja

gmail_filtering.png

ぐっどらっこ。