Windows8.1にアップデート後、ファンがうるさくなりCPUが過負荷(重く)になった

追記:
2015年3月11日以降に、Windows 8.1でフリーズが発生するようになった場合
は、3月11日に公開されたWindowsのセキュリティ更新プログラム「KB3033889」が原因ですので、
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3048778
から修正プログラムをダウンロードして適用してください。
こちらの記事も見てください。

本題:
Windows8 64bitのVAIOノートを8.1にアップデートしました。

アップデートは問題なく終わったのですが、しばらく使っていると、常にファンが以前よりうるさい音で回り続けていることに気が付きました。再起動をしたりしても変わりません。
アップデート後は、WindowsのSearch Indexの再生成とかでお忙しかったと思うのですが、それが終わった後でもうるさい状態が続いていました。

タスクマネージャで調べてみるとCPUの使用率が60%近くになっています。どおりで遅いはずです。
・サービスホスト (ローカルシステム)
・サービスホスト(リモートプロシージャコール)
・system
・クライアント サーバー ランタイム プロセス
などのみなさんが、お忙しそうに動いています。ご苦労様です。
明らかにおかしいです。

イベントログを見ると、
 10016 DistributedCOM エラー
が、1秒間に20件以上の猛烈な勢いでログされています。
明らかにおかしいです。

エラーの詳細

ログの名前: System
ソース: Microsoft-Windows-DistributedCOM
イベント ID: 10016
タスクのカテゴリ: なし
レベル: エラー
キーワード: クラシック
ユーザー: LOCAL SERVICE

コンピューターの既定 のアクセス許可の設定では、CLSID
および APPID
の COM サーバー アプリケーションに対するローカルアクティブ化のアクセス許可を、アプリケーション コンテナー 利用不可 SID (利用不可) で実行中のアドレス LocalHost (LRPC 使用) のユーザー NT AUTHORITY\LOCAL SERVICE SID に与えることはできません。このセキュリティ アクセス許可は、コンポーネント サービス管理ツールを使って変更できます。

このパソコンでは、ユーザーアカウント制御の設定(UAC)を「通知しない」に設定して使っているのですが、これを「アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(規定)」に変更し、パソコンを再起動したところ、以前の落ち着きを取り戻しました。

UACを「通知しない」に設定して使っている方で、Windows 8.1へアップデートした後にパソコンが重くなったと思う人は試してみてください。

そのうち、Windows Upadateで改善されると思うのですが。

ぐっどらっこ

追伸、
 UACを「アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(規定)」に変更すると、デスクトップ画面の右下に「SecureBootが正しく構成されていません」と表示されるようになるかもしれません。理由はSecureBootがDisableになっているか、SecureBootに対応していないパソコンだからだと思います。
メッセージ消えても、パソコンが重くなっては本末転倒なので、メッセージの表示は我慢しましょう。